みなさん、このおへその出来物がなんだかわかりますか!?
おへその中になんだか丸いできものがありますよね!?大人の爪の大きさと対比させてみても、けっこう大きいのがわかります。
ちなみにこの写真は、わが子の生後40日目のおへその写真です。
今回は、ちょっと前の出来事ですが、子供が生後1ヶ月ごろに「臍肉芽腫(さいにくげしゅ)」になってしまった時の話しをしたいと思います。
※さいにくがしゅとも読めますが間違いです正確な呼び名はさいにくげしゅです!お医者さんに話す時は間違えないように覚えておいてくださいね。
臍炎(さいえん)と臍肉芽腫(さいにくげしゅ)とは
「臍炎」は、へその緒が取れてからもおへそがジクジク湿っている炎症状態。膿や出血を伴うこともある病気です。
「臍肉芽腫」とは、へその緒が取れた後おへそが赤く盛り上がって(ポリープのような感じ)じくじくしたりする炎症のことです。
「臍炎」「臍肉芽腫」どちらの状態になっても、このジクジクがなかなか治らない場合は、小児科か小児外科を受診するのが良いそうです。
ちなみにわが子は臍肉芽腫というほうになりました。
おへその周りの皮膚に隠れていて、普通にしていると見えなかったので気づいてあげられるのに遅くなってしまいましたごめん
臍肉芽腫の診断と治療方法
わが子の場合は、新生児のへその緒が取れた後、おへその周りが赤く腫れてきてじくじく(じゅくじゅく)と湿っていたりする状態でした初めての赤ちゃんでしたので、へその緒が取れてからはしばらくはこんなものなのかなと気に留めていなかったのですが、ちょうど1ヶ月検診の時期がやって来ました。
総合病院の小児科での生後1ヶ月検診だったのですが、せっかくの機会だったので「なんかおへそに腫瘍みたいな塊があるんですけど」と聞いたところ、子供のおへそをマジマジと見て初めて見たような反応をしていました。そして、「様子を見てみましょう」との診断?結果。
総合病院の小児科でまだ若い先生だったので、あまり臍肉芽腫のことをよく知らなかったのかもしれません。
先生の反応が微妙だったため、自宅に帰ってきてから色々調べてみると、どうもお臍の病気で「臍肉芽腫(さいにくげしゅ)」というものに似ていることに気が付きました。
お風呂を上がってから、おへそをエタノール消毒したのですが、やっぱりおへそがじくじくしていてオムツにも付いてしまいます。生後1ヶ月経ってもこの状態ではさすがにおかしいと心配に思い、友人の小児科の看護師にこの写真を送ってみてもらうことに。
翌日、友人の看護師の知り合いの小児科の先生に診てもらったところ、
「臍肉芽腫(さいにくげしゅ)というもので、結構大きいサイズだね!」
と言われました。さらに、「僕だったら、そのサイズなら硝酸銀で焼くよ」とのアドバイスを頂きました<(_ _)>
早速その日のうちに、前日に行った総合病院の小児科へ行き「赤ちゃんのおへそのジクジクしたできものを焼いてほしい」とお願いしたところ、前日の若い先生とは違うベテランの先生で、「焼きましょう」との診断となり焼いてもらうことに・・・。
硝酸銀で焼いてもらった結果
臍肉芽腫の治療方法として、肉芽腫を切除するか硝酸銀で焼くかの方法が取られるようです。
今回臍肉芽腫を硝酸銀で焼く際(硝酸銀焼灼)には、そこの病院の若い先生が来て、「私も見ていいですか?」と尋ねられたことからも、あまり多い症例ではないのかもしれません。
実際に焼くと言っても、硝酸銀が塗られた棒で肉芽腫(ポリープ)へ液体を塗って肉芽腫が白くなるだけのイメージです!燃えたりするわけではありません(笑)
時間も数秒でアッという間で、赤ちゃんに痛みはないとのこと。
何はともあれ無事臍肉芽腫を硝酸銀で焼いてもらうことができました。
しかし、その後もまだジクジクが収まらず、1週間後に最後受診しもう一度焼いてもらいました。それから臍肉芽腫もどんどん小さくなり、お臍のジュクジュクもなくなりました。
そしてこれが実際におへその肉芽腫を硝酸銀で焼いてもらった数日後の写真です。
ちょっと白く見える皮膚の所が臍肉芽腫があったところです。(2回目の硝酸銀焼灼処置後)
予防方法と気を付けること
「臍炎」「臍肉芽腫」の予防や処置後に気を付けるべきことはとってもシンプルで、おへそを「清潔に保つ」「消毒する」「乾燥させる」ということです。
私の場合まだへその緒の残りが付いているときに怖がっておへその奥の方まで消毒をしていなかったのがいけなかったのかなと思います。また子供のおへその出具合、どういう形をしているかでもなるかならないかがあると思います。
毎日の沐浴で綺麗に洗ったり、消毒液を軽く含ませたガーゼで拭いてあげたりしたあと、しっかり乾燥させ清潔に保てば良いようです。新生児のおへそを綿棒でぐりっと消毒するのは怖いかもしれませんが、しっかりと消毒することが大事なのです。
「臍肉芽腫」になったりした後に、万が一細菌が全身に回ると重症化してしまうこともあるようなので、毎日のケアを心がけて予防や重症化を防ぐように気を付けましょう!
あまり症例が多いものではないので、こんなものもあるんだなと頭の片隅にでも覚えていてもらえたら幸いです。
完治後の黒ずみは綺麗に治るの?
結局、臍肉芽腫は無事治ったのですが、あの後心配事が出てきたのです。
それは、臍が黒いままなのです。。!!
みなさん自分の臍ってよく見ますか?なかなかよく見る機会なんてないと思います。だいたい肌と同じ色をしているかと思うんですが、どうでしょうか?
うちの子の場合、上の方で「臍肉芽腫 完治時の写真」として紹介した写真の通り、うちの子の場合臍が汚れてるのではなく、色素沈着のように全体的に黒いのがなかなか治らないのです(+_+)
ママ友に相談したら、同じく臍肉芽腫になった子(生後3ヵ月)はお臍が黒いことが判明!
また別のもう一人の子(生後半年)は臍肉芽腫ではないけれども、生まれた頃黒くて、徐々に色素が取れていったとのこと。
その他にも小児科の先生や区役所の育児相談の時に相談してみましたが、そのうち色素が取れるだろうと言うことでした。
個人的にネットで調べてみると、オリーブオイルやベビーオイルをお臍に垂らして肌がふやけてきたら拭き取ると言う方法も出てました。
しかし何かあっても怖かったので、実践はしませんでした。
よし、いつか取れることを祈ろう!っと私は様子を見ることに決めました。
お風呂の時なども、特に念入りに洗ったりもせず時に身を任せて数ヶ月。。
臍肉芽腫 完治後数ヶ月後の写真がこちら
いつの間にかお臍はキレイになっていましたー♪♪ ホッ
(こちらの写真は完治後1年後の写真ですが、完治後数ヶ月後からこんな感じで黒ずみはとれて綺麗な肌の色に戻っていましたよ☆彡)
良かった良かった今思うとけっこうしぶとい色素沈着だったなと感じました。
臍肉芽腫を治療するときに腫瘍を硝酸銀で焼くのでそれで黒くなってしまうのかなと思います。
うちの子の場合、色素沈着が取れるのに5ヵ月くらいかかりました
早いのか遅いのかはわかりませんが、
個人差があるので、焦らず気長に待ってみてくださいね☆
今回紹介した臍肉芽腫以外にも、赤ちゃんのお臍トラブル「赤ちゃんの出べそ(臍ヘルニア)の体験談」もあります。
こんなこともあるんだなって見ておくと次の子の時にも役立ちますよ☆
新生児~離乳食の時期はママも大忙し💦
産後から離乳食を挙げる1歳頃まではとくに、寝不足だったりストレスがたまったりで大変な時期ですよね。
そんな時には「食材宅配サービス(ネットスーパー)」がとっても助かります。
私も定期的に生協の宅配(パルシステム)を使いつつ、その日のうちに急いで届けてほしい場合にはイトーヨーカドーのネットスーパーを利用したりと使い分けています。
おかげで育児疲れのストレスもだいぶ減らすことができました!値段もそんなにかわらないので絶対おすすめです! 体験談はこちら↓
赤ちゃんや子供の病気が心配なママへ
初めて赤ちゃんや子供が病気にかかってしまうと、ママとしては本当に心配になりますよね。特に子供(赤ちゃん)の病気の症状は親になってから初めて遭遇する出来事になるので尚更です。
そこで、赤ちゃんや乳幼児~子供までの病気について、写真入りで丁寧にまとまった本を1冊紹介したいと思います。
それがこちら「はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア (主婦の友実用No.1シリーズ)」
赤ちゃん&子どもがかかりやすい病気70の症状、経過、ケアのコツ。それに熱、せき、鼻水の家での看病の仕方から幼児の体格・視力・歯並びについてなどなど。
オールカラーでまとまっているので一通り読んでおけば知識がぐっと広がって、万が一の時にも慌てることがなくなります!
なんと「うんち」の様子まで写真で載っています(笑)
私も初めて子供が緑のうんちをした時はとっても心配になって病院の先生に聞いた経験があるのですが、後でこの本を読んだときに、先にこの本を持っていたら安心できたのにと思いました。
育児のお供にぜひ!
コメント
私の子供も肉芽種でした。生後2週間では米粒大で小さかったのが3ヶ月で大豆くらいになり、常に空気に触れている状態。今日硝酸銀でやいてもらいました。
色々検索してもなかなか肉芽の画像がなく、こちらの写真を見て、やっとわかったしだいです。
完治の状態も確認できてほっとしました。
記事をかいてくださりありがとうございました。
ななかさん
コメントありがとうございます☆
お子さんの臍肉芽種、焼いてもらったんですね!
記事をご覧いただいて少しでもお役に立てたのなら嬉しいです♪
しばらくは、また湿っぽくなってないか確認してあげて下さいね。
綺麗に治りますように★