【徹底解説】アップリカ「フラディア」シリーズの違い!新生児からチャイルドシートを1年使ってみた感想も

アップリカチャイルドシート フラディア チャイルドシート
アップリカチャイルドシート フラディア
アップリカチャイルドシート フラディア

アップリカチャイルドシート フラディア

自動車を持っている方で、子供が生まれた時に必要になるのが「チャイルドシート」。

わが家は子供が生まれる前にアップリカ(Aprica)の「フラディア」を購入して、現在1歳になるまで使用してみたので、1年間使ってみての感想を書きたいと思います。

なぜアップリカを選んだのか

まず始めに、チャイルドシートの人気ランキングで出てくるメーカーとして、タカタやコンビがありますが、新生児の時にベッド型の姿勢で赤ちゃんを守れるのはアップリカだけなんです。

アップリカのホームページにも紹介されていますが、新生児の赤ちゃんは首がすわっていないので、タカタやコンビの座った姿勢のみしかできないチャイルドシートではとても負担がかかってしまうという心配事があるんです。

アップリカのフラディアシリーズは、ベッド型に変形できるのがとっても良いところで、赤ちゃんの首にも負担をかけずに車に乗せることができます。

ただ、ベッド型の場合、万が一事故にあってしまった時の安全性が少し低いというところがネックとなります。わが家もその点は悩みましたが、赤ちゃんが車に乗っている時はいつにもまして安全運転を心がけ、バックミラーもよく確認し追突されるもらい事故にも注意を払うことを決めアップリカのフラディアを購入しました!

万が一の事故の時にも赤ちゃんを守ることが大前提ですが、普段赤ちゃんを車に乗せるときの姿勢で赤ちゃんに悪影響が出てしまっては元も子もありませんので、その点も熟考した結果です。

首がすわるまでの赤ちゃんは呼吸機能や循環機能が未熟です。
一日をほぼ仰向けで寝て過ごしており、首や胸に負担がかかる姿勢をさせると呼吸や脳循環に影響すると考えられています。
自然に横に寝かせることが赤ちゃんには安定した姿勢といえるでしょう。

– 同志社大学 赤ちゃん学研究センター 小西行郎 教授

 

また、チャイルドシートは比較的高価な買い物ですので、年齢に応じて買っていては勿体無いですよね。アップリカは新生児の時から4歳頃まで使用できるようなのでその点もバッチリです。

アップリカチャイルドシート3ステップ

 

新生児の時は「ベッド型」でスヤスヤおねんね

こちらが実際にフラディアをベッド型にした姿勢です。頭もしっかりガードされているので横方向の力にも支えがあり安心できますよね。

 

アップリカチェイルドシート_フラディア2014年モデル

アップリカチェイルドシート(フラディア2014年モデル)を新生児用の平らなベッドにした姿勢

生後まもなくの時は、チャイルドシートに慣れるまでグズる時もありましたが、一度慣れてしまうとぐっすり眠るようになりました

ただ、頭や体が結構しっかり固定されて守られる感じになるので、1時間など長時間車に乗っていると頭と背中が汗でびっしょりになっていることがありました。

なのでうちは汗取りマットや薄いガーゼを吸汗のために敷いてあげていました!

 

首すわり後~1歳頃まで

首がすわってからは、平らなベッド型だとグズるようになりました。そこで後ろ向きで衝突時にも体全体で衝撃から守る態勢になる第2段階の形態にしました。(ちょうどベビーカーもフラットの状態ではなく少し背もたれを起こした形にした方がご機嫌になった時期です。)

アップリカチェイルドシート(フラディア2014年モデル)

アップリカチェイルドシート(フラディア2014年モデル)を後ろ向きにした姿勢

車の後ろを見る向きになるので、後ろの景色を眺めたりしてなかなかご機嫌でした。

ただ、1歳近くになってくると、前足の置き場所が窮屈になってきて少し苦しそうだったのが気になりました。でも赤ちゃんの安全を考えて1歳まではこの形で頑張りました!

1歳~(4歳まで?)

1歳を過ぎた頃になると、赤ちゃんも好奇心が旺盛になり色々なところを見ていたいと主張するようになりました!そこで第3段階の「前向き座り」の出番です。

アップリカチェイルドシート(フラディア2014年モデル)

アップリカチェイルドシート(フラディア2014年モデル)を前向きにした姿勢

この姿勢にしてからは、チャイルドシートに乗っても楽しそうにしています!まさにドライブを楽しんでいる感じです!だんだん色々なものに興味が出てくる時期が1歳頃ですので、車の前方の景色をじーっっと見て静かに乗車してくれるようになりました。

ちなみに、実家の車用に交通安全協会から借りてきたチャイルドシートは、ただのプラスチックの塊で、車に取り付けても少しグラグラして危なっかしい感じがしましたが、アップリカのフラディアはどっしりとしており、しっかり設置すればびくともしません!

特に前に一本出ている踏ん張り棒がとても重要な役割を果たしているようなのでしっかり踏ん張るよう設置しましょう!これがあるチャイルドシートとないモノとでは全然安定感が違いますよ!!

アップリカのフラディアは、チャイルドシートの姿勢を変えるのも片手ワンタッチでできるのでとっても楽なのが嬉しいです!

新生児の時から車に乗せることがありそうな方は、アップリカのフラディア(Fladea)やディアターンを購入されると満足できることでしょう!

皆さんのチャイルドシート選びに少しでも参考にしていただければと思います。

チャイルドシートの取り付け方法

★チャイルドシートの取り付け方法は、ISOFIXとシートベルト固定タイプの2種類があります。ISOFIX対応車に御乗りの方はISOFIX対応のチャイルドシートを選択した方が確実・簡単に取り付け可能ですのでおススメです!

こちらのアップリカの公式ホームページの説明がわかりやすいです。

アップリカ チャイルドシートの公式ホームページ 「ISOFIXって何?」

取り付け方法の動画もあるので載せておきます。

ISOFIX固定タイプ

ISOFIX(アイソフィックス)の取り付けかたがわかりやすく説明されています。

シートベルト固定タイプ

こちらは従来からあるシートベルト固定タイプの取り付け方法の解説です。

 

フラディアシリーズの比較

私が使用しているフラディア2014年モデルの後続機種は、2018年現在フラディアグロウシリーズとして販売されています。

この、フラディアグロウにも4種類のラインナップがあり、その他にもディアターンというシリーズもあります。

 

正直言って、アップリカさん・・めちゃくちゃわかりづらいですっ!!

 

そこで、せっかくなので「フラディアとディアターンの違い」や「フラディアグロウの違い」をやさしく解説してみました!

チャイルドシートは種類が色々あってわかりにくいのでぜひ参考にしていただければと思います。

フラディアとディアターンの違い

フラディアとディアターンの最大の違いは、後ろ向きの時にでも、ディアターンはベッド型に変身できる事です。(寝るときは横向き)

フラディアは後ろ向きの時は、ベッド型にはなりません。

その他は、頭のクッションが少しランクが下がったり、インナーシート、フレックスシェードが無かったりします。

その点が、フラディアより値段が安い理由だと思います。

余談ですが、フラディアとディアターンの良いとこ取りをしたのが、

フラディアグロウです!!

後ろ向きの時にも、ベッド型になる。(寝るときは横向き)フレックスシェードやインナーシートも付いている。そして、フラディアグロウにしか付いていない新しい機能(レッグルームやフィットアジャスタなど)が追加されています。

私、フラディア2014持っていますが、正直、フラディアグロウのが欲しかったです(°∀°)
なんでもっと早く販売されなかったんだろー(涙)

 

アップリカ フラディアグロウ ISOFIXプレミアム

アップリカ フラディアグロウ ISOFIXプレミアム

こんにちは。いくじモンです。

子供が産まれて最初に用意するものの一つにチャイルドシートがありますよね!
でも、初めてチャイルドシートを選ぶのは一苦労。

ベビーカー同様色々なメーカー・海外ブランドがあってどれが自分に合うのか分からないですよね?!

今日はわが家の第1子に購入したアップリカのチャイルドシートのフラディアグロウに絞って徹底解説!

以前購入した「フラディア2014」と、最新モデルの「フラディアグロウ」を比較すること、アップリカが重点的に進化・改良させている点が見えてきました。

それでは、一緒にフラディアグロウについて勉強していきましょう!

チャイルドシートの選択方法

私の子供の場合は、なんとなく聞いたことあり、しかも日本の会社が良いと思ったので、アップリカかコンビのどちらかの物にしようと調べました。

そして、決めたのはアプリカのフラディア2014年版(上の子が2015年生まれだったので)

アップリカの「フラディア2014」の最大の特徴

皆さんも車に乗ったとき、横になって休みたいと思ったことはないでしょうか!?

赤ちゃんもおそらくそう思うはず。

アップリカのフラディア2014は、新生児の時、ベッドのように寝かせて乗せられる

これは他のチャイルドシートにはないし、赤ちゃんもキツキツして乗るより良いと思って、即決でした。

また私の場合、帰省先が地方で車で3時間以上かかるため、少しでも快適に過ごせるものはないかと思いフラディアに決めました。

アップリカのフラディアグロウのメリット、デメリット

メリット

1、新生児の時寝ながら乗せられる。

2、独自の品質基準と妥協なき実証実験を繰返ししている。安全性を追求している。

3、0歳~4歳まで長く使える。

4、足場はコンパクトなためチャイルドシートの間から通れる。

デメリット

1、ベッドはチャイルドシートを横向きに使うので三人乗りのシートを2/3占領してしまう。後ろ向きになったらコンパクト!

2、安全性を追求するがあまり、構造を複雑にしていて、説明書をちゃんと読まないと上手く使いこなせない。(ちゃんと読めばすぐ分かりますので心配しないでくださいね)

 

フラディアグロウシリーズを徹底解説!!

次に、フラディアグロウシリーズを紹介します。シリーズによってどこが違うか徹底比較してみましょう。

まずは、フラディアグロウの種類、スペックを紹介します。

フラディアグロウシリーズの種類

・フラディアグロウプレミアム(ISOFIX) :74,520円(メーカー希望価格、税込み)

・フラディアグロウプレミアム(シートベルト) :64,800円(メーカー希望価格、税込み)

・フラディアグロウ(ISOFIX):69,120円(メーカー希望価格、税込み)

・フラディアグロウ(シートベルト):59,400円(メーカー希望価格、税込み)

の4種類です。それぞれ値段が違います。ISOFIXが付いていると値段が高いですね。しかし装着が簡単でママでも誰でも付けられる利点があります。

 

*ISOFIXの注意点

2012年7月以前の販売車はISOFIXが義務化されていないため、ISOFIXに対応しているか確認してから検討した方が良いです。また実家の車に載せ替えたりする機会があるかたは、実家の車も要確認です。

対応車種はこちらのアップリカ公式ホームページで確認してください。↓

アップリカチャイルドシートの対応車種確認

 

こんな感じ(わが家のトヨタ ミニバン エスクァイア7人乗りで確認した例)で2列目・3列目に取り付けができますよという結果一覧がでてきます。

アップリカチャイルドシート対応車種確認結果例

アップリカチャイルドシート対応車種確認結果例

製品仕様の違い

大きさ

横向き  W750.760㎜×D625㎜×H535㎜

後ろ向き W440㎜×D710~755㎜×H605~668㎜

前向き  W440㎜×D625㎜×H665㎜

ランクやISOFIXなどの違いによって後ろ向きの奥行きや高さが微妙に違ってきます。

最大の長さでみていれば車内に搭載できるか検討しやすいと思います。

重さの違い

フラディアグロウ プレミアム(ISOFIX)    14.9㎏

フラディアグロウ プレミアム(シートベルト) 14.2㎏

フラディアグロウ(ISOFIX)          14.7㎏

フラディアグロウ(シートベルト)       14.2㎏

機能比較表

アップリカ フラディアグロウ機能比較表

アップリカ フラディアグロウ機能比較表

引用:アップリカ公式ホームページ

 

フラディアグロウ ISOFIXだけが肩パッドカバー、ヒップインナーシート、フットレストがありません。どうせ買うなら快適なプレミアムバージョンが欲しくなりますね。(スタンダードに比べて5000円程価格アップですが・・)

フラディア2014年版とフラディアグロウシリーズの比較

私が持っているのは、フラディア2014年版です。購入した時は最新の機種でした。

その後2016年3月に最初のフラディアグロウが発売されています。

 

そして、これからフラディア2014と比較して紹介していくのが、モデルチェンジした2017年9月発売のフラディアグロウシリーズです。

 

実は、第二子に双子を妊娠した私。またチャイルドシートを選ぶ機会があり、サイトを見ていたらフラディアが進化しているではありませんか!

 

前のとどう違うのか気になり、比較してみました。

まずスペックです。

製品サイズの比較

参考までにフラディア2014年版の製品仕様です。

「フラディア 2014年版」

重量:13.8㎏
横向き      W790㎜×D593㎜×H566㎜
後ろ向き前向き W470㎜×D593~690㎜×H566~670㎜
*2014年版は、後ろ向き、前向き区別なく表示されていました。

 

フラディアグロウシリーズとの違い
横向きの時は、幅(W) 790㎜ → 760㎜

奥行き(D) 593㎜ → 625㎜

高さ(H) 566㎜ → 535㎜

幅、高さはコンパクトになり、奥行きが前より余裕が出ました。

 

後ろ向き、幅(W)470㎜ → 440㎜

奥行き(D)593~690㎜ → 710~755㎜

高さ(H)566~670㎜ → 605~668㎜
奥行きが大幅に長くなり、高さも高くなっています。

 

前向きは、幅(W)470㎜ → 440㎜

奥行き(D)593~690㎜ → 625㎜

高さ(H)566~670㎜ → 665㎜

前向きの時は、が3㎝狭くなりましたね。

重量の比較

フラディア2014は13.8㎏ フラディアグロウシリーズは14.2~14.9㎏

ISOFIX搭載したり、製品が大きくなったり、機能が追加され1たためかと思います。

 

大きさ,重さを比較した結果、重点的な進化点が見えてきた!

一番変わったのは、後ろ向きの時の長さですね。最大で20㎝も違います。

これは、後ろ向きの時に、リクライニングが2段階に調節できるようになったことがあります。

そのため、以前は首すわり~10㎏未満(首すわりから1歳頃まで)だったのが、最大で13㎏未満(1歳半まで)まで拡大されました。

以前は後ろ向きのリクライニングが調節できなくて窮屈なままでした。

しかし今回は、もう少し寝かせて後ろ向きに座れるように、20㎝も大きくなったのでもっと赤ちゃんが快適に過ごせるようになりました。

また、幅は以前よりも狭くなったので、さらに赤ちゃんをしっかり固定できるということです。

以前のものは、新生児から乗せていると3000gの子でさえ少しぶかぶかで、タオルやガーゼを丸めて隙間を埋めていました。これなら隙間を埋めなくても良くなったかもしれません。

重さは、フラディア2014にはない機能やISOFIXが追加されたため以前より、重たくなっていました。これ以上重たくなったら持ち運べないかも。。。

以上、フラディア2014とフラディアグロウシリーズの大きさ、重量の比較、改良点でした。

 

次に、フラディア2014にはない機能を紹介したいと思います。

新しく搭載された機能

① レッグルーム

これは画期的な機能。ベットの時、後ろ向きの時に足を置ける場所が出来ました。

以前は、足が窮屈で全然動かせない状況でしたが、ゆったりとした構造になったので快適だと思います。この機能欲しい!!

② フィットアジャスター

以前はヘッドクッションが付いていてそれをただ外したり、付けたりして調節していました。しかも後ろについている肩ベルトなども一緒に調節し直すので、面倒。しかもうちの子の成長と、ヘッドクッションが合わない時もありました。けっこうめんどくさいので成長しても以前のまま使用していた時もありました。(笑)

今回、手間なく調節できてとても良いと思います。

③ デプスアジャスター

これは、座面に付いていて、成長によって足が長くなるのをサポートしてくれるシートです。

ベビーカーにもあると思いますが、宙に浮いている足が疲れないように下にフットレストが付いています。

以前より疲れないように作られていると思います。

昔からある定番機能の進化点

① 360℃回転イス

2014は座席の後ろに付いていたのを、赤ちゃんの足の所に持ってきています。以前のは、

片手が、座席のスイッチを押さえてないと回らなかったのが、押せば回るようになり両手が使えるようになりました。

私は以前の機能で慣れてしまったので、どっちでもいいかなとも思います。

② 背面のリクライニング

2014も付いていましたが、段階が増えました。

増えたことで、ゆったりと赤ちゃんが過ごせるようになりました。

これは私のチャイルドシートにも欲しい!!

他にも、シルキーエアーという素材になって蒸れにくくなってたり、肩パッドカバーの形が変わっていたり細かいところも改良されていました。

まとめ フラディアグロウの進化について

今回フラディア2014、フラディアグロウシリーズを比較してみて、数年経つだけでものすごく機能がUPするのだなと感じました。

チャイルドシートは、赤ちゃんを守る大事なもので、安い買い物ではないので、みなさんも慎重に検討して購入していると思います。

そこにみなさんのお役に少しでも立てたら嬉しいです♪♪

 

けっこうよく見ないと、どれが最新でどれが型落ち品でとかもわからないし、どんな機能がどう赤ちゃんに影響を与えるのかもわかりませんよね。

私も使ってみて、良かった点、もう少しこうだったらいいなという点が出てきたので、この記事を書きました。

 

ちなみに、下の子たち(双子)はライバルメーカーであるコンビのチャイルドシート「クルムーヴ」を購入しました。というのもミニバンに新生児から使えるチャイルドシートを合計3つも設置しないといけない状況になったため、フラディアグロウよりコンパクトだけど同じく高機能なチャイルドシートが欲しかったためです。

コンビのチャイルドシート「クルムーヴ」使用レビュー記事も参考にしてみてください。

 

ぜひぜひ、皆さんの理想にぴったりのチャイルドシートを選んで、お子さんと楽しい安全なドライブ時間を過ごしてもらえればありがたいです。

フラディアグロウプレミアム(ISOFIX)

74,520円(メーカー希望価格、税込み)

 

フラディアグロウプレミアム(シートベルト)

64,800円(メーカー希望価格、税込み)

 

フラディアグロウ(ISOFIX)

69,120円(メーカー希望価格、税込み)

 

フラディアグロウ(シートベルト)

59,400円(メーカー希望価格、税込み)

 

 

 

安全性・快適性を高いレベルで兼ね備えたプレミアム フラディアシリーズも人気!
お手軽な価格のアップリカ回転式チャイルドシートはこちらのディアターンがおすすめ。

アップリカのチャイルドシートとベビーカーに使える汗とりマットも洗えて便利です。

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