Xdomain無料レンタルサーバーから「wpXクラウド」へサーバーを移転したので、その方法をくわしく解説したいと思います!
なお、wpXレンタルサーバーってサイト高速化に効果があるのか詳しく知りたい方は、「【サーバー移転でサイト表示速度改善】XdomainからwpXクラウド移転で効果あり! 」の記事を読んで参考にしてみてください🔎
Xdomainでの作業
Xdomainの管理パネルから連携サービスを申し込み
まずはXdomainの管理パネルから「連携サービス申し込み」をクリックします。
移転したいサーバーを選択(私はwpXクラウドへ移転しました)
移転先のサーバーの候補「wpXレンタルサーバー」と「wpXクラウドサーバー」が表示されるので、移転したいサーバーを選択し「このサービスを申し込む」をクリックします。
私は「wpXクラウドサーバー」へ移転しました。
wpXクラウドのプランを選択
次に、wpXクラウドのプランを選択します。
エックスドメイン利用時のサーバーIDとパスワードも入力してください。
申し込み完了
下記の画面が表示され申し込みが完了すると、先ほど入力したメールアドレス宛に
「【wpX】■重要■ 会員登録完了のお知らせ」
という題名のメールが届きます。
そのメール内容に「▼会員登録に関する情報 管理パネル:~~~~~」といった移転先のwpXサーバの管理パネルへのログインURLが記載されています。
試しにクリックしてみると
「現在サーバーの設定準備中です。
サーバー設定が完了するまで、今しばらくお待ちください。」
との表示が出ます。
申し込み完了したら、しばしお茶を飲んでwpXクラウドサーバーの設定が完了するのを待ちましょう。・・・・と言いたいところですが、
ひょっとして本当にお茶を飲んで待ってようと思っていませんか!?
純粋なそこのあなた・・・・・
騙されないで!!!!
「今しばらく」と書いてありますが、私はしばらくお茶を飲んで待っていたのですが、結局100杯ほど飲んでしまいました!😤(3杯目~98杯目までは夢の中で飲んでいましたが・・・w)
って結局どれだけ待たせられたのかというと、9時間ほど待ちました😐😱
なので、今あなたがこのブログを読んでいる時間が深夜ならば、サーバー移転にワクワクする気持ちを抑えて一旦寝ましょうw
あ、朝起きたら忘れずにまたこのブログを見に来て下さいね(´・ω・`)
申し込み完了後、しばらく9時間ほど待ったら
さぁ、ぐっすり眠って、またこのブログを見に来てくださったそこのあなた!
再度のご訪問ありがとうございます(*´ω`*)
9時間ほど経ったら、
「【wpX】■重要■ サーバーアカウント設定完了のお知らせ」
というメールが届くので、9時間前に届いたメール内容に記載の「▼会員登録に関する情報 管理パネル:~~~~~」といった移転先のwpXサーバの管理パネルへのログインURLをクリックしてwpXにログインしましょう。
さぁ!いよいよwpXの設定に入ります!
wpXサーバーにログインすると、まず始めに「WordPressのインストール」と「ドメイン設定」を行うよう催促されます。
ここで、「独自ドメイン」を利用している方はまず「ドメイン設定」を先に行います。私は名前.comで取った独自ドメインをxdomainサーバー時代から使っていましたので、ドメイン設定に進みました。
ドメイン追加設定
では独自ドメインの設定です。なにやら認証方法が5つありますが、どれを選べばいいか迷いますね。
ここでは認証方法が5つから選択できますが、私はすでに「他社サービスでホームページやメールをご利用の場合は「Web認証」「メール認証」などの4つから選択するとのこと。
私はメールは利用していなかったので、「Web認証」にて認証を行うことにしました。
Web認証
Web認証を選択すると、「wpx.html」をダウンロードし、現在運用中である移転前のサーバーにそのファイルをアップロードしてくださいとの指示が出ます。
ですので、FTPソフトにて「wpx.html」を現在運用中である移転前のサーバーの「http://追加ドメイン名/」へアップロードを行います。
が私はここで苦戦してしました。
というのも、「http://追加ドメイン名/wpx.html」となるようにファイルをアップロードしろとあるのですが、私が運用している移転前のサーバーであるエックスドメイン無料レンタルサーバーは「http://追加ドメイン名/」のフォルダ階層に、サーバー運用開始時のデフォルト設定のままではアクセスできないようなのです!
なのでFTPで通常接続していた。「http://追加ドメイン名/wp-admin/」からひとつ上の階層に行こうとしてもいけませんでした。
その理由は通常XdomainなどのWordPress専用サーバーでは
「http://追加ドメイン名/wp-admin/」
の階層がブログ管理ツールのアクセス先であり、その一つ上の階層である
「http://追加ドメイン名/」
にはセキュリティー上の理由や、通常運用では特段アクセスする必要がないため、デフォルト設定のままではアクセスできないようになっているからです。
ということで、一つ上の階層にもアクセスできるように設定を変更しましょう。
Xdomainサーバーに戻ってFTP設定変更をします
XdomainサーバーのWordPress管理パネルにログインし、「設定」⇒「FTPアカウント設定」
を押します。すると下記の画面になるので、「全てのファイル・フォルダにアクセスする」へチェックを入れます。そして「設定変更(確認)」を押して設定を完了させます。
無事設定が完了すると、下記画面の通り、FTP接続先フォルダが
「WordPressインストール先直下
※全てのファイル・フォルダへのアクセスが可能です 」
の表示になります。
これで先ほど「wpx.html」ファイルをアップロードしようとしていた「http://追加ドメイン名/」階層へアクセスが可能となりましたので、FTPソフトで「http://追加ドメイン名/」階層へ「wpx.html」ファイルをアップロードします。
FTPは、後程WordPressのデータバックアップのために再度繋ぐ必要があるので、接続設定は保存しておいてくださいね!!
※サブドメインのみでサイトを運用していた人は、「http://追加ドメイン名/」のフォルダがないと思いますので、「管理パネル」に入り、「サイトアドレスがドメイン名のみのWordPressを仮でインストール」しないとだめかもしれません。
再びwpXサーバーへ戻ります
Xdomain(エックスドメイン)サーバーに正常に「wpx.html」ファイルをアップロードが完了したら、wpXサーバーの管理パネルでは下記の通り「web認証」が完了し、ドメイン追加設定のメニューが表示されます。
ドメイン名が合っていることを確認し、ドメインの追加を行います。
ドメインの追加が完了すると、続いて「追加したドメインにWordPressをインストールする」のメニューが表示されますのでWordPressのインストールへ進みましょう。
wpXサーバーへWordPressのインストール
やっとドメイン設定が完了しましたね!お疲れ様です。
wpXサーバー移転完了までもう少しです!頑張りましょう!
次はついにWordPressのインストールです。
サイトアドレスやブログタイトルなどを記入しましょう。
Xdomainに戻り、WordPressのデータベースのバックアップ
次に、Xdomainに戻り、WordPressのデータベースのバックアップを取るために、Xdomainの管理パネル内にある「phpMyAdmin」へログインします。
なお、ここから先はwpXのHP上のマニュアルに記載があるので、マニュアルを読んでいただき、この記事はそのマニュアルの補完として参考にして下さい。
wpXのHP上のマニュアルは、
「マニュアル>他社からの乗り換えについて>WordPressの移転」
にある「wpX WordPressの移転マニュアル」を参照してください。
【マニュアル補完】
Xdomainの管理パネル内にある「phpMyAdmin」へログイン画面はこんな感じです。
【マニュアル補完】
ログインすると、下記画面が出るので、「エクスポート」⇒「詳細」をクリックします。
【マニュアル補完】
下の方にスクロールすると、下記のようにオプションが選択できる画面があるので、
オプション内にある[構造]の「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTIONを追加」
にチェックを入れた上で、画面下部の「ファイルに保存する」にチェックを入れ「実行する」
をクリック、データベースのバックアップデータを保存してください。
FTPソフトでWordPressの「wp-content」フォルダをダウンロードやアップロード時に、途中でコピーができずエラーが出る場合の対処方法
WordPressのデータ自体をサーバー移転のためにダウンロードしたり、アップロードする時には、FTPソフト等を使用し、WordPressインストール先にある[wp-content]フォルダを自分のパソコン上にダウンロードしたり・自分のパソコンからアップロードします。
その時、「コピーできないファイルがある」という場合は、
「パーミッションの変更」をすることで解決できます。
FTPソフト上で[wp-content]フォルダ上で右クリックし、「フォルダの属性を変更」します。
おそらくコピーでエラーが出ているので、このように属性(権限)が「755」などになっているのではないでしょうか?
その場合は権限を「777」にすればOKです!「777」の意味は「読み込み・書き込み・実行」をすべてのユーザーが実行可能だよということです。
ですので、セキュリティ上危険なため、WordPressデータのダウンロード・アップロード完了後には、元のパーミッション「755」などに戻しておくように注意して下さい!!
【以上でマニュアル補完 おしまい】
「wpX WordPressの移転マニュアル」に沿ってWordPressのデータ移行は無事完了しましたでしょうか!?
私なりに、ちょっとマニュアルがわかりずらかった点について補足してみました。
少しはお役に立てていれば嬉しいです😀
おまけ 表示速度の向上におすすめな簡単1クリック設定
「サーバーの管理」にある「mod_pagespeed設定」をデフォルトの無効から「有効」へ変更するだけで、サイトの表示高速化が図れるようです。
ただ、この設定を私が試した分には「PageSpeed Insights」で計測した結果、採点結果が1点ほど上がっただけでした。
ただ、今回紹介したwpXサーバーへの移転で、あなたのサイトの表示速度はかなりスピードが上がる可能性を秘めています。
特にsimplicityをテーマにお使いの方は、こちらのおすすめ記事
「【サーバー移転でサイト表示速度改善】XdomainからwpXクラウド移転で効果あり! 」
に書いた引用記事「コピペ一発でSimplicityを結構高速化する方法 」に沿って「.htaccess」を設定するなど、さらなる高速化の施策をすれば、かなり満足なレベルまではいけると思います🚀
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